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2026/06/08 09:12


中世の面影が残る古都クラクフへ


この春、ポーランド南部の古都クラクフを旅してきました。
かつてポーランド王国の首都として栄えたクラクフは、「ポーランドの京都」とも呼ばれる美しい街。石畳の道が続き、教会の尖塔が空へ伸びる旧市街には、中世の面影が今も色濃く残っています。


広場には多くの人が行き交い、歴史ある建物とポーランド食器や、名物の揚げ菓子「ポンチキ」のお店が軒を連ねています。


古くから市民の営みが感じられるこの街で、滞在中に何度も足を運んだのが、旧市街近くにある「スタリ・クレパシュ市場」。歴史ある市場には、新鮮な野菜や果物、チーズ、パン、花々が並び、地元の人々が思い思いに買い物を楽しんでいます。
オーガニックのドライフルーツやハーブティーを扱う小さなお店では、通ううちに店主のおばあちゃんが笑顔で迎えてくれるようになりました。観光名所だけではない、人々の暮らしが息づく場所です。

地下に広がるもうひとつの世界 ― ヴィエリチカ岩塩坑
クラクフ滞在中に、以前から訪れてみたかったクラクフ近郊の世界遺産第一号の一つでもある「ヴィエリチカ岩塩坑」へ足を延ばしました。

13世紀から採掘が続けられてきた世界最古級の岩塩坑で、地下深くへ続く長い階段を下りると、そこには想像を超える巨大な地下世界が広がっています。

岩塩で造られた礼拝堂や彫刻、シャンデリアはどれも圧巻。中でも地下深くに現れる「聖キンガ礼拝堂」は、思わず息を呑むほどの美しさです。


何百年もの歳月をかけて、人々が掘り進め、削り、造り上げてきた空間。その壮大なスケールに圧倒されながらも、ポーランドという国が大切にしてきた職人の技とものづくりへの誇りを感じました。

色彩豊かな民芸文化に出会う ― ウォヴィチの町


ヴィエリチカで何世代にもわたり受け継がれてきた職人の技に触れたあと、この旅では伝統工芸で知られる小さな町ウォヴィチにも立ち寄りました。鮮やかな刺繍が施された民族衣装や切り絵、織物などが並び、ポーランドならではの色彩感覚に目を奪われます。
華やかな作品の数々を眺めていると、特別な芸術作品というよりも、人々の暮らしの中で大切に受け継がれてきた文化であることが伝わってきました。観光客の姿もほとんどなく、とても静かな時間が流れる小さな町。こうした場所にこそ、その国らしさが残っているのかもしれません。

クラクフで見つけた小さな宝物

クラクフの街歩きの途中で、思いがけず足を止めたのが小さなクッキーモールド専門店。
店内には木製のクッキー型やローラーが並び、愛らしい花や鳥、植物などの模様が一つひとつ丁寧に彫り込まれています。
どれも手に取るだけで温もりを感じるものばかり。クリスマスやイースター、バースデイなど、特別な日のお菓子作りにも活躍してくれそうです。

ポーランドの手仕事文化を旅の記憶として、いくつか日本へ持ち帰って来ました。
ヴィエリチカの地下世界、ウォヴィチの民芸文化、そしてこの小さなお店、形は違ってもポーランドには「手仕事を大切にする文化」が今も息づいているのを感じます。



ポーランドの手仕事を食卓へ

今回持ち帰ったクッキー型とモールドは、そんなポーランドの手仕事の魅力を感じられるアイテムです。


お菓子作りの時間とともに、クラクフの石畳の街並みや市場の賑わい、旅先で出会った人々の暮らしを思い出していただけたら嬉しく思います。
▼クッキーモールド、クッキー型はこちらからご覧いただけます。
https://shop.cadea.shop/categories/7116431